連載記事

複数記事に分けて公開したものをシリーズごとに分けています。

子どもとプログラミング Googleサイトの使い方 Aiとプログラミング Aiとイラスト
    公開日:12/13/2017
    シェア:

    IT系フリーランサーの生活#01:WEBライターってどんな仕事?

     

    WEBライターって何をする仕事?

    「ライターになろう!」と決心しても、まずは何から始めれば良いのか?

    ワーカーサイトに登録?まずはブログを始める?会社に書いた記事を送ろうか?

    いろいろ考えると思いますが、そもそもライターになるとはどんなことなのでしょうか?

    好きなことを好きなように書ける?

     

    ライター募集をすると「ブログを〇年やっている」「書くことか好き」「日本語が得意」などいろいろなPRを見ることがあります。

    実は、ライターには大きく2種類に分かれます。
    1. 自分で考えて執筆したものを売って報酬を得るライター
    2. 注文通りに執筆したものを納品して報酬を得るライター
    これからライターを始めたいと思っている多くの人はが「1.自分で考えて執筆したものを売って報酬を得るライター」を思い浮かべていると思います。「自分の好きな記事を書いてお金になるなんて素敵」と思っていたらこちらのグループです。

    でも、実際に活動しているライターのかなりの数は「2.注文通りに執筆したものを納品して報酬を得るライター」なんです。

    この違いは結構大きいんです!

    需要があるからお金になる


    これから雑貨屋さんをはじめるとしましょう。どんな商品を扱おうか・・・そうだ、テディベア関連の商品を置くことにしよう。
    と、いうことでお店も、テディベアが似合う洋風のデザインにしました。

    そして、ついに商品を発注することになります。
    そこで「オリジナルのテディベア商品を作ってくれる職人さん募集」の広告をだします。

    そこに現れたのは3人の職人!。さっそく置きたい商品の希望を伝えます。

    「オリジナルのテディベアの商品を作っていただきたいんです。このお店に合わせて洋風な感じで」

    数日後、それぞれの商品が届きました。

    1つ目:七段飾りのひな人形


    突然これが届いたらびっくりしますよね。テディベアもお店の雰囲気も全部無視です。
    仕様書や依頼内容をしっかり確認せずに納品をすると、こういうことが発生します。

    2つ目:木彫りの熊


    次に出てきたのは「木彫りの熊」。もしかするとテディベア=熊ということで考えてくれたのかもしれません。しかし「オリジナル」かというと怪しいところです。

    調査をしながら執筆をする中で、調査を適当におこなうと、既にある内容と同じような内容をそっくり書いて納品ということがあります。
    もちろん、故意にコピペ記事を書くのは問題外ですが、そのつもりがないのでコピペ率が上がるのは、ちょっとざんねんです。

    3つ目:缶入りテディベア(メッセージつき)


    最後に出てきたのは、缶入りテディベア(メッセージつき)。
    これはお店の雰囲気にもぴったりですし、要望にあった商品です。

    WEBライターはルールや要望に沿った記事を書くのが仕事

    ライター業界でも、それぞれのサイトに「執筆ルール」というものがあり、そのサイトに記事を納品するということは、そのルールに沿って執筆をすることになります。

    でも、ルールを無視して”書きたいものをただ書いてくるライター”もいて「修正?やってられるか!辞めてやる」ということも多々あります。
    よりヒートアップすると「書いたんだからお金を払え!タダ働きをさせるつもりか?訴えてやる!」なんてことも。
    (もちろん、そのライターを採用した側にも責任はありますが)

    それで、これからライターになりたいと思っている方にお願いです。
    ライター生き残るために必要な技術や読み取る力をしっかり身につけてください。
     

よく読まれている記事