公開日:5/05/2020
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ストーリの中で視点が変わると、まとまりがなくなるだけでなく、読者がストーリーについていけなくなってしまうからといわれています。
これは、ライティングでも同じことで、ライターは納品する先(=クライアント)がどのような立場で記事を依頼していいるのかを見極めることが大切です。
そこで、今回はクライアントの視点「クライアントの立場によってかわる書き方」を考えていきましょう。
ここにおいしそうな「ハンバーグ」があります。某有名レストランのハンバーグだと思いますが、ここでは伏せてすすめます。
では、このハンバーグを紹介してみます。
①グルメサイトの運営の人
②「おろしそハンバーグディッシュ」を提供しているお店の人
③「おろしそハンバーグディッシュ」を食べた人
続いてもうひとつの例も見ていきます。
①旅行サイトの運営の人
②「八ツ橋」を提供しているお店の人
③「八ツ橋」を購入した人
ハンバーグの例も八ツ橋の例も「②お店の人」視点で書かれていることに気づいたでしょうか?
見極めるポイントは「当店で人気の」や「お待ちしております」といった「お店の人が使うフレーズ」が含まれているからです。
もし、お店と関係のない人が「当店で人気の」や「お待ちしております」なんて言ってきたら「お前は誰だよ!」となりますよね。
では。八ツ橋の例を他の2つの視点で書くとどうなるか見てみましょう。
特にメディア系のライティングをしていると、調査をしながらライティングしてるので、知らないうちに「お店の人視点」になりがちです。
(よくある例だと「〇〇を用意しています」と「〇〇が用意されています」の違いですね。)
クライアントによっては、この辺りも修正になることが多々あります。
自分の書いている視点はどこの視点なのかをしっかりさせながら執筆を進めていきましょう。
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(ライティングテクニック)視点はあっていますか?クライアントの立場によってかわる書き方
視点が変わると良くない?
小説を書くときに「視点がいろいろ変わるのは良くないよ」と言われることがあるとかないとか。ストーリの中で視点が変わると、まとまりがなくなるだけでなく、読者がストーリーについていけなくなってしまうからといわれています。
これは、ライティングでも同じことで、ライターは納品する先(=クライアント)がどのような立場で記事を依頼していいるのかを見極めることが大切です。
そこで、今回はクライアントの視点「クライアントの立場によってかわる書き方」を考えていきましょう。
クライアントの視点とは
「文章」と「クライアントの視点・立場」の関係について例を使って考えてみます。ここにおいしそうな「ハンバーグ」があります。某有名レストランのハンバーグだと思いますが、ここでは伏せてすすめます。
では、このハンバーグを紹介してみます。
ご紹介するのは「おろしそハンバーグディッシュ」です。当店で人気のディッシュメニューで、濃厚なハンバーグにさっぱりした「しそ」と「大根おろし」がよく合います。この文章を読んだときに、どの立場の視線で書かれている印象を受けたでしょか ?
①グルメサイトの運営の人
②「おろしそハンバーグディッシュ」を提供しているお店の人
③「おろしそハンバーグディッシュ」を食べた人
続いてもうひとつの例も見ていきます。
今度は、カラフルな「八ツ橋」を用意しました。この八ツ橋を販売しているお店の紹介をしてみます。
京都とといえば「八ツ橋」は欠かせません。定番の味から、最近人気のフルーツ味まで、京都内の八ツ橋を多種取り揃えてお待ちしております。この文章を読んだときに、どの立場の視線で書かれている印象を受けたでしょか ?
①旅行サイトの運営の人
②「八ツ橋」を提供しているお店の人
③「八ツ橋」を購入した人
文章で立場が変化する
ハンバーグの例も八ツ橋の例も「②お店の人」視点で書かれていることに気づいたでしょうか?
見極めるポイントは「当店で人気の」や「お待ちしております」といった「お店の人が使うフレーズ」が含まれているからです。
もし、お店と関係のない人が「当店で人気の」や「お待ちしております」なんて言ってきたら「お前は誰だよ!」となりますよね。
では。八ツ橋の例を他の2つの視点で書くとどうなるか見てみましょう。
①旅行サイトの運営の人
京都といえば「八ツ橋」は欠かせません。〇〇商店では、定番の味から、最近人気のフルーツ味まで、京都内の八ツ橋を取り扱っており、お土産を買う人に人気のお店です。
③「八ツ橋」を購入した人
京都といえば「八ツ橋」は欠かせません。旅行で立ち寄った〇〇商店には、定番の味から、最近人気のフルーツ味までたくさんの種類があり、お土産を買う人にもおすすめです。同じものを紹介していても、文章が変わりますよね。
特にメディア系のライティングをしていると、調査をしながらライティングしてるので、知らないうちに「お店の人視点」になりがちです。
(よくある例だと「〇〇を用意しています」と「〇〇が用意されています」の違いですね。)
クライアントによっては、この辺りも修正になることが多々あります。
自分の書いている視点はどこの視点なのかをしっかりさせながら執筆を進めていきましょう。