公開日:11/11/2021
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    子どもとプログラミング「プログラミングってなんだろう」

     

    子ども向けプログラミング教室か人気!ということですが、プログラミングに関する情報はたくさんあります!だから教室にいかなくてもなんとかなるのでは?

    ということで、子どもとプログラミングを勉強するのに役立つ情報を発信します。

    プログラミングって何かを知ろう

    「プログラミング」と聞くとパソコンに向かってキーボードを叩いているイメージがありませんか?

    実際そうなんですが、何を考えてキーボードを叩いているのでしょうか。今回はそんなお話しです。

    そもそも学校教育でプログラミング教育が取り入れられた理由に「コンピュータを使いこなす力」と「論理的思考力」のふたつがあります。

    「今の子はコンピュータを簡単に使いこなせるんでしょ?」という人もいますがスマートフォンやタブレットが登場したためパソコンが使えないという若者が増えてきたとも言われています。

    たしかに、スマートフォンやタブレットの使い勝手とパソコンの使い勝手は違いますよね。

    そして「論理的思考」を育てるのもプログラミング教育の目的で、これが一番大切なのではないかと思っています。

    論理的思考というと難しく感じますが「カレーをつくる」という例で考えてみます。

    まず「カレーが食べたい」という目的があります。そのためにはカレーを作らなければなりません。

    カレーを作るためにはどうすれば良いのでしょうか?

    まず、材料を買ってきます。それから洗って、切って、火を通して、カレールーを入れる…と。

    カレーを普段から作っている人であれば、いちいち手順を考えることはないかもしれませんが、はじめてカレーを作るひとは、手順を考えます。そして必要な調理器具の使い方も調べるかもしれません。この考えることが「論理的思考」です。

    プログラミングも同じで「〇〇をする」という目的のために「手順」を考えます。そしてその流れをコンピューター上で組み立てていくわけです。

    おさえておきたいプログラミングの基本

    プログラミングがなにか?はイメージできたかもしれませんが、未経験者にとってはなにから手を付けたら良いのかがわかりません。

    そこで、プログラミンの基本となる「手順」をまとめました。

    1はじまるキッカケ

    プログラムは必ず「きっかけ」から始まります。たとえば「ボタンが押された」などです。テレビだって「電源スイッチを押された」というキッカケがあるから映像が映ります。

    2動き(処理)

    キッカケに続いて、目的を達成するための動きを組み立てます。カレーを作る例で言えは「洗う」とか「切る」という動きです。さらに細かくすると「人参を掴む」「水道の水をだす」「人参を水で洗う」となります。

    3条件

    条件によって行動を変えることもあります。たとえば「人参がきれいになったら洗うのを止める」という場合「人参がきれいになったら」というのが条件です。私たちは普段の生活でいろいろな条件を判断しています。プログラミングでも同じですね。

    4くりかえし

    コンピューターの得意分野のひとつが「くりかえし」です。疲れをしらないので回数を指定すれば何回でも同じことをくりかえします。なくてもプログラムはできますが、効率化を考える力を身につけるときに、積極的に使いたいものです。

    ほかにも「変数」というプログラミン特有の考え方もあるのですが、ここでは触れません。まずは、キッカケ動き条件繰り返しの4つをおさえておけば、プログラミンの第一歩を踏み出せます!