- WEBライターという仕事を半年している
- 文章を書くのが好き
- 小説家を目指していた
- コンテストにも応募している
- 評価されない
- 広告代理店に営業として就職
- 内気
- 広告代理店を退社
- その後にWEBライターになる(半年目)
公開日:6/25/2018
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「わたしはブログを運営していて、辛口な記事を書いていて人気があります」
昔、こんなことを言ってくるライターさんがいました。
たしかに、納品した文章を読んでみると「毒舌・批判・嫌味」がたっぷり盛り込まれていました。
ライティングの依頼で「批判することを目的とした内容」もあります。しかし、多くは積極的に対象となるものを紹介するサイト内での執筆で、このときに担当していたサイトも、商品を紹介するサイトでした。当然「毒舌・批判・嫌味」は必要ありません。
これでは公開できないので修正をお願いしたときに返ってきたのが冒頭のメッセージでした。
でも、オリジナルの文章とはなんでしょうか?
簡単にいうと「あなたが考えてまとめた文章」です。では、リライトのコツに合わせて一緒に例で考えてみましょう。元になる「原文」から2パターンの文章を作っています。
この2つの文章には「原文」にある内容が書かれていますが、受けるイメージは違ってきませんか?きっと、1つ目は「彼女に対して積極的な印象」2つ目は「彼女に対してネガティブな印象」を受けると思います。何が違うのでしょうか?
元になる文章がある場合には、キーとなる情報を整理します。今回であれば、
というキーワードがあります。このキーワードを使って文章を再構成するのがオリジナルの文章を作るコツです。また、必要であれば補足の説明を付け加えます。もちろんすべてのキーワードを使う必要はありません。それで、1つ目の文章では「内気」「評価されない」「広告代理店を退社」というネガティブな情報を外したり表現を変えています。
対象的に、2つ目の文章では「内気」「評価されない」「広告代理店を退社」を積極的に使い「挫折」や「災い」というネガティブ表現も使っています。ついでに「会社の中に居場所を見つけられなかった」と勝手な憶測を盛り込みました。
もし、あなたが「彼女」の立場で、体験談が2つ目の文章になって掲載されていいたらどう思いますか?
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WEBライターになろう#05:オリジナル文章ってなんだろう?
「わたしはブログを運営していて、辛口な記事を書いていて人気があります」
昔、こんなことを言ってくるライターさんがいました。
たしかに、納品した文章を読んでみると「毒舌・批判・嫌味」がたっぷり盛り込まれていました。
ライティングの依頼で「批判することを目的とした内容」もあります。しかし、多くは積極的に対象となるものを紹介するサイト内での執筆で、このときに担当していたサイトも、商品を紹介するサイトでした。当然「毒舌・批判・嫌味」は必要ありません。
これでは公開できないので修正をお願いしたときに返ってきたのが冒頭のメッセージでした。
そもそもオリジナルの文章とは?
WEBライターの仕事で求められるのは「オリジナルの文章」です。体験談やレビューのようなものが求められるときがあれば、調査した内容をまとめることもあります。(リライトともいいます)でも、オリジナルの文章とはなんでしょうか?
簡単にいうと「あなたが考えてまとめた文章」です。では、リライトのコツに合わせて一緒に例で考えてみましょう。元になる「原文」から2パターンの文章を作っています。
原文(体験談)
わたしはWEBライターという仕事をしています。もともと文章を書くのが好きで、学生のころからは小説家を夢見て、作品を出版社のコンテストに応募はしていました。でも、評価はいまひとつでした。一度は夢を諦めて、広告代理店の営業に就職しましたが、内気な性格がうまくいかなくて半年前に会社を辞めてしまったんです。それで、どうしようかと思っていたときに見つけてはじめたのが、WEBライターの仕事でした。文章1
彼女は「WEBライター」という仕事をしています。「WEBライター」とは企業から依頼を受けて「サイト」や「メルマガ」などに掲載する文章を執筆する仕事です。学生の時から文章を書くのが好きで、小説家を目指して出版社が主催するコンテストに書いた作品を応募していたこともあります。その後、広告代理店の営業を経て、現在はWEBライター半年目です。文章2
WEBライターという仕事をしている彼女は、元々は小説家志望。しかし、出版社が主催するコンテストに作品を応募をするが、どれも評価を受けることはできず、夢半ばで挫折。その後、広告代店に営業として就職するも、性格が内気なことが災いし退社。きっと会社の中に居場所を見つけることができなかったのだろう。どうしようもなくなった彼女が見つけたのが「WEBライター」という仕事である。この2つの文章には「原文」にある内容が書かれていますが、受けるイメージは違ってきませんか?きっと、1つ目は「彼女に対して積極的な印象」2つ目は「彼女に対してネガティブな印象」を受けると思います。何が違うのでしょうか?
元になる文章がある場合には、キーとなる情報を整理します。今回であれば、
というキーワードがあります。このキーワードを使って文章を再構成するのがオリジナルの文章を作るコツです。また、必要であれば補足の説明を付け加えます。もちろんすべてのキーワードを使う必要はありません。それで、1つ目の文章では「内気」「評価されない」「広告代理店を退社」というネガティブな情報を外したり表現を変えています。
対象的に、2つ目の文章では「内気」「評価されない」「広告代理店を退社」を積極的に使い「挫折」や「災い」というネガティブ表現も使っています。ついでに「会社の中に居場所を見つけられなかった」と勝手な憶測を盛り込みました。
もし、あなたが「彼女」の立場で、体験談が2つ目の文章になって掲載されていいたらどう思いますか?
誰かがイヤな気持ちになることは書かない
WEBサイトには想定しているターゲットがいます。今読んでいるこの記事であれば「WEBライターを始めようかな」と思っている人や「WEBライターってどんな仕事なんだろう」と考えている人です。でも、そのターゲット層が広ければ広いほど、書く内容にもちょっとした気遣いが必要です。
例えば、この記事の中で「オリジナルの文章は、元々の文章(原文)の並び方を変えるだけでOK。クライアントは専用のツールを使ってチェックをするだけなので、それさえクリアすれば問題ありません。もし、今まで真面目に文章を考えて書いているようなライターは、時代遅れだし、このさき生き残れないでしょう」と書いたとしましょう。(もちろんこれは例文です。専用ツールをクリアすれば良いんだという考え方はヤメましょう)
これを読んで「ライターの仕事なんて簡単じゃん」「いいことを聞いた」となれば良いですが、今まで真面目にライティングをしてきたひとがイヤな気持ちになることも容易に想像できます。仮に書いている内容が間違いではないにしても、批判や見下げるような内容は誰かをイヤな気持ちにします。
それでも自分の個性を出した文章を書きたい
冒頭のライターさんはその後も「わたしは毒のある文章を書きたい」「おとなしい文章は私らしくない」と言い続けていました。「わたしは執筆ロボットではない」と言い放った別のライターさんもいます。もしかすると、どこかのサイトに連載記事をもつ「辛口コメンテーターやライター」を意識しているのかもしれません。どうしても「個性を出した文章」を書きたいときには、その記事を受け入れてくれるクライアントを探したほうが良いかもしれませんね。よく読まれている記事
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