公開日:11/05/2021
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    【11/7~11/11頃】七十二候:山茶始開(つばきはじめてひらく)

     

     

    期間:11/7~11/11頃

    二十四節気:立冬(りっとう)

    日暮れが早くなってきました。それもそのはず。冬至が近づいてきました。街でもハロウィーンの雰囲気から一転してクリスマスやイルミネーションが目立つようになってきます。

    さて、七十二候では「山茶始開(つばきはじめてひらく)」の期間となりますが、漢字と読みが違うことに気づかれたでしょうか?

    「ツバキ」は「椿」の漢字を使いますよね。山茶では「サザンカ(山茶花)」になってしまいます。

    どうして山茶花と書いてツバキと読んだのか不思議ですが(誤記&訛ってとも言われていますが)、どちらもツバキ科なのでこれで良いとしましょう。

    ちなみに、山の茶と書いてサザンカですが若葉を乾燥させればお茶にもなるそうです。

    山茶始開(つばきはじめてひらく)の手仕事


    気温も下がってくるとあたたまる飲み物は欲しくなります。そこでおすすめなのが「生姜湯」です。はちみつと砂糖で飲みやすく、さらに、風邪のひき始めにも効果抜群です。

    生姜湯作り方

    材料
     生姜のすりおろし…小さじ1 はちみつ…大さじ1 砂糖…小さじ1 お湯…180cc
    1. 生姜をすりおろす
      生姜は皮を向いてから、怪我に注意してすりおろします
    2. カップに生姜・はちみつ・砂糖を入れる
      カップにすりおろした生姜とはちみつ、砂糖をいれます
    3. カップにお湯を注ぐ
      マグカップでつくるときには、お湯の量を多くしてもOK!好みの濃さにしましょう。
    4. よく混ぜる
      全体をよく混ぜて完成です
    片栗粉を入れてとろみを付けてもGood!
    鍋に水と生姜・はちみつ・砂糖、そして片栗粉を小さじ1を入れて、中火でひと煮立ち。とろっと美味しい生姜湯にすることもできます。冷めにくくなるので、ゆっくり時間をかけて飲みたいときおすすめです。

    コラム:たき火

    冬のはじめの頃いなると花を咲かせるサザンカは「冬といえば!」でおなじみの童謡にも登場しますよね。

    「さざんか さざんか 咲いた道 ~♪」


    そう「たき火」です。
    最近ではたき火をしている人もできるところも減ってしまいましたね。

    煙の匂いが洗濯物についてしまったり、火災の原因にもなるので仕方ないとわかっていても、ちょっと寂しく感じます。

    でも、家でバーベキューをする人も増えているのであれば、家でたき火をする人が増えてもいいのでは?たき火で焼き芋とか最高ですよね!

    七十二候(しちじゅうにこう)とは?


    一年を72の季節に分けたものを七十二候(しちじゅうにこう)といいます。もともとは中国から伝わったものと言われています。
    約5日ほどで移り変わり、それぞれの呼び方には季節の特徴や動植物の様子が表されています。
    四季を感じにくくなっているように感じる昨今―。
    七十二候を読みながら四季を感じてみるのはいかがでしょうか。